
齋藤孝の速読塾

平易な文章で書かれていることから、1時間程度で全てを読むことができました。速読を学ぶというよりも、読書をすることによるゴールを明確にすることの大切さがわかる本だったと思います。読書によるゴールは、要約ができるようになることではなくて、新たな価値を付与してオリジナルのアイデアや提案ができるようになることであると書かれています。また、多読の大切さについての指摘もありますが、基本書の大切さについての指摘もあり、私のポリシーでもある『基本書を繰り返し読むことが大切で、次のステップとして基本書に付随した多読が必要である』ということにも合致していると思いました。