2008年02月03日

長沼七段がベスト4

第57回NHK杯将棋トーナメント準々決勝・羽生二冠vs長沼七段が本日放映されました。(対局日と放映日は異なります。)

長沼七段が逆転で羽生二冠を下しました。

羽生二冠の居飛車に対して長沼七段のゴキゲン中飛車で始まったこの将棋は、最初に長沼七段が仕掛けましたが、羽生二冠がそれを的確に咎めました。羽生二冠の攻めが炸裂し一方的な展開になったかに見えましたが、長沼七段の驚異的な粘りによって羽生二冠に決め手を与えませんでした。その後羽生二冠に誤算があったようで、逆転で長沼七段が勝利しました。

大熱戦でした。羽生二冠の攻めに対しての長沼七段の粘りは凄まじいものがあり、手に汗を握りました。

長沼七段がNHK杯戦初出場というのには驚きましたが、一気に爆発させてのベスト4進出です。長沼七段が初出場であると聞いたときにはダークホースになるのではないかと思いましたが、羽生二冠に勝ってのベスト4進出というところまでは全く予想できませんでした。

羽生二冠と長沼七段は本局が初手合いでした。これで長沼七段の対羽生戦の勝率は10割ということになりました。

プロの実力というのは紙一重なんだというのをあらためて実感する一局でした。
posted by はくしん at 16:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 将棋関連

2007年07月20日

石橋女流四段が男性棋士に連勝

石橋幸緒女流四段が男性棋士に連勝しました。

石橋女流四段も男性棋士に連勝(asahi.com)

勝利した相手が森けい二九段というのが驚きです。タイトル獲得経験のある森九段に勝ったことは、たいへん価値のあることだと思います。

石橋女流四段といえば、日本将棋連盟から独立して日本女子プロ将棋協会(LPSA)の所属となりましたが、LPSA所属棋士で初めて男性棋士に勝ったことになります。LPSA設立で多忙な毎日だと思うのですが、充実した毎日を送っているからこその結果なのかもしれません。
posted by はくしん at 21:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 将棋関連

2007年07月02日

永世称号

将棋の各タイトルには永世称号の資格があります。永世称号の資格を得る条件は各タイトルで異なります。

○永世竜王・・・連続5期または通算7期
○永世名人・・・通算5期
○永世棋聖・・・通算5期
○永世王位・・・連続5期または通算10期
○名誉王座・・・連続5期または通算10期
○永世棋王・・・連続5期
○永世王将・・・通算10期
(現在も行われているタイトルのみ表記しています)

羽生三冠は、次の永世称号の資格を得ています。

○永世棋聖
○永世王位
○名誉王座
○永世棋王
○永世王将

残るは永世竜王と永世名人の2つです。羽生三冠は、竜王を通算6期、名人を通算4期獲得しています。すなわち、竜王と名人を1期ずつ獲得すれば、全ての永世称号の資格を得ることができます。永世称号の資格を1つ得ることでもたいへんなことなのですが、既に5つも得ていることが驚愕です。永世称号の資格を5つ得ているのは、羽生三冠以外には大山康晴十五世名人と中原誠永世十段の2名です。永世称号の資格を6つ得ている棋士はまだいません。

棋戦 (将棋) - Wikipedia
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2007年06月30日

森内名人が永世名人に

森内俊之名人に郷田真隆九段が挑戦する将棋の第65期名人戦七番勝負第7局が6月28日、29日に行われ、158手で森内名人が勝ち、4勝3敗で名人を防衛しました。森内名人は名人通算5期となり、十八世名人(永世名人)の資格を得ました。

今期の名人戦は森内名人が永世名人の資格を得ることができるかどうかに注目が集まりました。森内名人の3勝2敗で迎えた第6局では、永世名人の重圧からか森内名人に錯覚があり、名人戦史上まれにみる大逆転の末に森内名人が敗れました。第7局では大逆転負けによる影響が心配されましたが、見事に森内名人が名人を防衛しました。

永世名人の資格を得るには、名人通算5期(5年)が必要となります。名人が実力制に移行してから永世名人の資格を得たのは5人目となります。実力制に移行してから永世名人の資格を得たのは次の通りです。

○十四世名人・・・木村義雄
○十五世名人・・・大山康晴
○十六世名人・・・中原誠
○十七世名人・・・谷川浩司
○十八世名人・・・森内俊之

これを見て「あれ?羽生三冠の名前は?」と疑問に持つ方がいるかと思います。永世名人以外でこれまでに名人を獲得したのは次の通りです。

○塚田正夫  2期(1947,1948年)
○升田幸三  2期(1957,1958年)
○加藤一二三 1期(1982年)
○米長邦雄  1期(1993年)
○羽生善治  4期(1994,1995,1996,2003年)
○佐藤康光  2期(1998,1999年)
○丸山忠久  2期(2000,2001年)

羽生三冠は通算4期で足踏みしています。羽生三冠と森内名人は昭和45年生まれの同学年です。羽生三冠が最初に名人になったのは1994年であるのに対し、森内名人が最初に名人になったのは2002年と羽生三冠と比べて8年遅れました。しかし、永世名人の獲得は森内名人が羽生三冠の先を越した形になりました。

将棋名人戦は森内名人が防衛し永世名人に(Yahoo! News 毎日新聞) 
posted by はくしん at 09:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 将棋関連